自分が振った側であっても、元恋人と復縁を望むケースは男女ともに多かったりします。
ですが自分が振った側だと気まずさや迷惑なのではないか、という気持ちから連絡もためらってしまいがちです。
しかし振ったからといって絶対に連絡をしてはいけないという訳でもありません。
相手との関係や、過去に築いてきた信頼の度合いにもよりますが、復縁が出来たというカップルも存在しています。
そこで今回は、「振った側で連絡しづらい時の対処法」をご紹介します。
他にも連絡しづらい理由、連絡の際の注意点、そして実際に連絡を受け取った側の心理もまとめましたので、現在復縁を考えているという方は是非最後まで読んでみてくださいね。
振った手前連絡できない時の対処法は?
振った後、再度相手の魅力や良さを再認識する事も多いでしょう。
周りの男性や女性と比べて、付き合っていたときには気が付かなかった点を再認識し、振ったことを後悔します。
けれど、直接相手に連絡を取るというのも難しくとても勇気のいる行動ですし、連絡の内容を間違えると嫌われてしまうリスクもあります。
そのため、連絡をする前に少しずつ距離を縮める事から始めましょう。
誕生日などイベントにメッセージを送る
相手の誕生日や付き合っていた頃の記念日など、二人にとって特別だったイベントの日に「おめでとう」とメッセージを送ってみてください。
少しでもあなたに気持ちが残っていた場合、例え元恋人であったとしても「覚えていてくれた」という喜びが勝り、受け取った側が不快になる事はあまりありません。
また、誕生日や記念日だけではなく、クリスマスなどにメッセージを送るのもおすすめですよ。
SNSの投稿へのリアクションを送る
もしも相手のSNSアカウントを知っているのであれば、何かしらのリアクションを送ってみましょう。
ですが注意点として、相手が何か投稿をする度にリアクションをするのはNG。
投稿の頻度が頻繁であっても、月に一度程度でも、突然付き合っていた恋人から何度も反応を送られてしまうと相手は驚いてしまいます。
また、あなたにそのような気はなくとも、受け取った側からは自身のアカウントが監視されていると思われる可能性もありますので、一度リアクションをした後は様子見をするようにしてください。
相手の趣味について質問をする
もしも連絡の勇気が出た、もしくは上記の対処法を試した結果相手からの反応が好意的であった場合、更に一歩踏み込んでみましょう。
別れて長い期間が経っている場合、相手の趣味も変化している事が多いです。
また、自分の好きな物に関する話をしたいと考える人も少なくはありません。
そこで、「最近ハマってるものってある?」といったように相手の好みや近況も尋ねてみましょう。
すぐに趣味を教えてくれたり、比較的長文とも解釈できるような返事が来た場合は復縁の可能性もかなり高いです。
反対に、どうして教えないといけないのか、といった風に明らかに警戒している場合や既読スルーをされてしまった場合は、これ以上の連絡は諦めた方が良いかもしれません。
相談をもちかける
回りくどい手段が苦手だという方には、直接復縁の相談をもちかける事を推奨します。
相手にも連絡を取った理由がすぐに伝わりますし、もしその気がないのであればすぐに縁を切る事も出来ますからね。
不安や心配といった感情を長引かせたくない方は、少々勇気が必要ですが連絡をした理由を素直に相手へ伝えてみてください。
グループで遊びに誘う
一対一では気まずいという場合、共通の友人に頼み顔を合わせる機会を作ってもらいましょう。
ただしこちらも注意点として、必ず自分も来るという事を友人を介して伝えてください。
せっかく友人と2人で遊ぶ筈が騙された…と悪い印象を持たれてしまう可能性もありますし、もしも相手があなたに対し関心がない、及び顔も見たくないと考えていた場合険悪なムードになるのは避けられません。
仲介役である友人にも負担を掛けないために、隠さず自分も遊びに行くという連絡はするようにしてください。
振った側が連絡しづらい理由は?
ではなぜ、振った側が連絡をしづらいと感じてしまうのでしょうか?
ここでは連絡しづらいと感じる理由の代表を、3つほどご紹介します。
自分はどのタイプに当てはまるのか、チェックしてみてくださいね。
相手を傷つけてしまった罪悪感
連絡しづらいと語る人の理由で最も多いのが、この罪悪感です。
別れ話の際はどうしても、振られた側が傷付いてしまうもの。
相手が負った精神的ダメージを察するのは実に容易なことでしょう。
そのため、振った側である自分から連絡をするのは迷惑である、そして余計にダメージを与えてしまう要因になるのではないかと考え連絡ができないのです。
無視されると気まずい
勇気を出してメッセージを送ったは良いものの、既読スルーやそもそもメッセージを読んですらいない、となると気まずくなってしまいます。
自分の行動が間違っていたのか否か、長い間音信不通だったのもあり、相手の気持ちを推し量る事も出来ません。
そういった傷付くような行動を避けた結果、必然的に連絡が取れない、しづらいと感じるようになってしまっているのです。
自分勝手だと思われたくない
自分から振っておきながら、復縁を求めるような連絡を取ってくる元恋人をどう思いますか?
嬉しいと感じた人もいれば、反対に自分勝手だと感じた人もいるでしょう。
相手を振り回してしまっているという自覚があるからこそ、連絡を取れないという人も実は存在します。
例え軽い気持ちでないとしても、その事は相手にはなかなか伝わりません。
これ以上自分に対する印象を下げたくないという理由にて連絡を避けるケースもあるんですよ。
振った側が復縁したくなるときは?
自ら別れを選択するというのですから、相応の不満などが相手にあったはず。
それなのに再度復縁を求めるのは一体どのような心理状態の時なのでしょうか?
ここでは代表的な「復縁したくなるタイミング」を4つご紹介します。
久しぶりに一人になって寂しいとき
恋人と過ごす時間が当たり前になってしまうと、時折その存在が煩わしいと感じる時があります。
例えば、毎日のLINEや電話といったやり取りなど。
最初は楽しかった連絡も気付けば義務感に変わり、嫌気がさし別れた…という人も少なくはありません。
しかし、そのような事が言えるのは付き合っている間だけ。
いざ別れた後、恋人に使っていた時間が途端に自由になるのですから、何をしていいか分からなくなってしまうのです。
趣味に時間を使おうにも、ふとした瞬間に恋人を思い出し寂しくなったり。
そういった気持ちの変化により、復縁を求めてしまうんです。
新しい相手と上手くいかないとき
新しく恋人を作ったとしても、しばらくの間はどうしても以前の恋人と比べがちです。
例えば相手の仕草や言動に不満を感じた際、器量の良さ、ちょっとした気遣いの有無で「元カノ(元彼)なら…」と無意識に比較してしまい、前の方が良かったのではないかとすら感じてしまうのです。
このように、新しい恋が上手くいかない場合にも昔の恋人を思い出し、復縁が出来ないものかと考えてしまう人も。
振った相手が魅力的になったとき
久しぶりに再会した昔の恋人が綺麗になっていたり、気軽に接したくなるような優しいオーラを放つなど、以前と比べ明らかな変化をしていた時にも復縁を考える人がいます。
というのも、別れなければよかった、という後悔が強いから。
逃がした魚は大きいという言葉がありますがまさにその通りで、手放した後で価値を知ってしまったのです。
体調不良のとき
体調不良の時はどうしても心身ともに弱ってしまいがち。
誰でもいいから傍にいて欲しい、話相手になって欲しいと考えた結果元恋人を思い出してしまう…といったケースも少なくありません。
同時に、自分にとって恋人がどれだけ大切であったかという事も知る瞬間でもある為、体調不良に陥った際などについメッセージを送ってしまったという人も。
振った相手に連絡したい時の注意点6つ!
振った相手に対して連絡をする事自体は、決して悪い事ではありません。
ですがどのような内容でも構わないという訳ではなく、きちんと考えた上でメッセージを送る必要があります。
ここでは連絡をする際に絶対に注意したいポイントを6つまとめました。
振ってすぐに連絡しない
振ってわずか数日後、数週間など、すぐに連絡をするのはNG。
別れた後には冷却期間を設けるのが一般的で、期間としては約3ヶ月とされています。
例、あなたが振った立場であり、精神的に安定していたとしても、相手には冷却期間が必要。
冷却期間中は復縁に向けた準備をする期間として考えていきましょう。
新しい相手のことをきかない
相手に新しく恋人が出来ていても、いなくても、軽率にプライベートの話題に触れるのはやめましょう。
恋人であったのはあくまでも昔の話であり、今のあなたと相手は他人同然です。
近況を知りたいという気持ちも分かりますが、詮索するのは控え、必要最低限の連絡のみで済ませるように心掛けましょう。
自分の話ばかりしない
別れた後、辛い事や苦しい事もあったかもしれません。
ですがその話を相手に長々と話すのは絶対にやめましょう。
相手も傷心状態の中、あなたと連絡を取っている可能性があります。
そんな中で労いや謝罪の言葉もなく、自分の近況ばかりを一方的に話されても、喜ぶどころかマイナスな印象しか抱きません。
適度に話題を挙げる事自体は構いませんが、話し過ぎるという点には気を付けましょう。
交際中の思い出話をしない
元恋人とのやり取りが再び出来た場合、過去の思い出が脳裏によぎる事でしょう。
「あれ楽しかったね」「こんな話したよね」とメッセージを送りたくなる気持ちも分かりますが、相手からもそういった話題が出るまでは控えた方が良いでしょう。
なぜなら、過去の話ばかりで結局何を伝えたいのかが分からなくなる場合がある為です。
連絡を取った理由は何なのか、最終的にどうしたいのかをきちんと相手に説明した上で、思い出話はするようにしましょう。
気軽に連絡してきたと思わせない
気軽過ぎる連絡というのも、まるで自己アピールのように見えてしまい、あまり良い印象を与えません。
「自分が暇だったから連絡をしたのだろう」「連絡をすれば喜ぶと思っているんだろう」…と、このように思われてしまっては、復縁の可能性もほとんどゼロに等しくなってしまいます。
例え文字でのやり取りであったとしても、相手の心理というのは伝わるもの。
本気でやり直す気があるのなら、内容も簡素にするのではなく、まずは振った事に対する謝罪をする必要があります。
連絡の目的を明確にする
メッセージを送る際、必ず最初に目的を書いて送りましょう。
「復縁がしたいと思ったから連絡した」「少しでも顔が見たいから会いたい」といったように、なぜ別れた後で連絡をしたのかという疑問を解消するような言葉を入れましょう。
雑談を重ねてから本題に移るという手段を取ろうとする方もいますが、それだと相手に不信感を募らせてしまうだけ。
自分はどのように考え、最終的にどうしたいのかを明確にした上で連絡をするようにしましょう。
振ったのに連絡を待ってるのはあり?
自分からは連絡が出来ないので、振った相手から連絡が来るのを待っていたいという方もいるでしょう。
アリかナシかでいうと、アリです。
例え振ったとしても、相手にも未練が残っていれば復縁に関する連絡が届く場合もあるためです。
ただし、連絡を待つ期間を予め設けておかないと、次の恋に進むチャンスを逃す恐れもあります。
何月までに連絡が来なかったら諦めよう、といったように、ある程度の区切りはつけるようにしましょう。
振った側から連絡を受け取った心理【女性の場合】
ここからは、実際に振った側から連絡を受け取った方の感想をいくつか挙げていきます。
まずは女性側の心理について。
「久しぶり!今度俺んち来る?」って、自分から振っといて…。
いつまでも俺のこと好きだと思ってるんだろうな。
自己満足もいい加減にしてほしい。
私を振った元彼から「元気?」とかフツーにLINEきた。
振った女はいつまでも優しく反応すると思ったの?
このように、相手を自分勝手だと捉える人もいれば
絶対に無理だと諦めていた元彼から連絡が来て、嬉しくなった。
復縁できるかは分からないけど、何とかしたい。
向こうも復縁したいって思ってくれてたらいいな。
といったように、プラスに捉える人も。
振った側から連絡を受け取った心理【男性の場合】
続いて、男性側の心理も見ていきましょう。
振ったくせに突然電話してきて、自分の話ばっかりされた。
で、「振ったこと反省するときもあるよ」と言われても
何が言いたいの?って気分。
俺を振って、そのあと自分から電話してきたくせに、いきなり不機嫌ってどんだけ性格悪いん?
女性側の心理が分からない事もあり、何が言いたいのかと怒りや疑問を浮かべる人や
別れた元カノから「ごめん、やり直したい」って連絡が来た。
これって脈アリ?だとしたら普通に嬉しい。
脈アリと捉えて素直に喜んでいる人まで。
男女問わず、メッセージの内容や態度次第で相手に対するイメージが変わるようです。
自分から振ったけど復縁したい人へのアドバイス
元恋人に対し、連絡を取るという人に向けて5つのアドバイスをご紹介します。
以下のアドバイスを読んだうえで、連絡を取るか否かの最終的な判断をするようにしてくださいね。
時間をおいてから連絡する
連絡をする際、きちんと時間が置けているか確認しましょう。
自分の事で精一杯かもしれませんが、相手も振られたショックをどうにか受け入れようと精一杯なのです。
そのため、適切な冷却期間を設けられているか、そして相手の負担にならない時間帯(深夜などはNG)であるか確かめた上で、メッセージを送りましょう。
傷つけたことを誠実に謝る
振った側と振られた側では、後者の方が傷付いているというのは明白です。
そのため、まず最初に振った事に対する謝罪をしましょう。
ただ謝れば良いという訳ではなく、自分の何がいけなかったのか、今後関係を修復するとすればどこを直すかといった詳細についても相手に伝えられると、印象は良くなりますよ。
逆に振られることもあると覚悟する
連絡をしたからといって、必ずしも自分の思う通りに事が進むとは限りません。
もし相手から振られたとしても、逆上をしたりするのは絶対にやめましょう。
あなたに振る権利があるのと同様に、相手にもあなたを振り拒む権利があります。
あくまでも対等な関係であることを忘れず、振られた後は潔く縁を切るのがベストです。
寂しさではないか冷静に考える
寂しさを埋めるためだけに元恋人を利用しようとしていませんか?
そういった理由にて復縁をしても、同じ事を繰り返してしまうだけ。
更には相手を一方的に振り回す事にも繋がりますので、一度なぜ復縁がしたいのかを考えてみてください。
何度も考えた上で、元恋人でないといけないと断言できる状態であれば、連絡を取っても大丈夫です。
そもそも別れを決意した理由を思い返す
別れた原因を分かっていないまま復縁するのはやめましょう。
なぜ自分から別れを切り出そうと決意したのか、を思い返してみてください。
感情的なものだったのか、或いは相手に何らかの不満があったのかで話も変わっていきます。
再び相手と復縁する事になったとして、穏便に過ごせるかについても考えておくと良いかもしれませんよ。
まとめ
振った側が連絡しづらいと感じるのは不思議な事ではありません。
ですが少しでも復縁がしたいと思ったのであれば、一歩ずつでも行動すべきでしょう。
待つ事により向こうから連絡が来る場合もありますが、それもまた珍しいケース。
当たって砕けろという精神の元実行に移してみると、案外簡単に復縁が出来るかもしれませんよ。
ただし、その際はきちんと相手を気遣い、振り回すような言動を取らないように気を付けてくださいね。
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