ようやく彼女と別れて、新たな恋がスタートできる…そう思っていたのも束の間、元カノの存在が忘れられずに引きずってしまう男性が少なくありません。
男性は女性とは異なり、恋愛面においてはロマンチックな考え方をしています。
女性は数ヶ月も経てば未練もなくなり、前を向くことができますが、男性は未練を抱えたまま長い間過ごすことも。
失ってから初めて彼女の存在がどれだけ大切だったかに気づく人も、実は多いんですよ。
今回は、「失ってから気づく男性心理とは」「離れてから好きだと気づく瞬間」を解説していきます。
別れた後、果たして元彼はどのように考えているのでしょうか?
複雑な男性心理を、一つずつ見ていきましょう。
失ってから気づく男性心理とは?
付き合っていたころも彼女の大切さについて理解していたはずなのに、彼女のことを失ってから更に大切さについて気づいたりしてしまう。
女性からすると信じられなかったり、「失わないと分からないの?」と思う方もいるのではないでしょうか。
ですが、男性は交際中は楽観的思考をしていることが非常に多く、「別れても何とかなる」と考えている人も。
しかし実際に別れると、自分が想像していたものとは異なるため、後悔をするのです。
男性が離れてから好きだと気づく瞬間をケース別に紹介
別れてすぐの男性は、「ようやく別れられた、自由だ」と自分の時間が作れることに対し喜びを感じています。
ですがそれも一瞬のこと。
数週間・数ヶ月経った頃にはそんな気持ちもなく、ひたすら元カノが恋しくてたまらなくなっていたりします。
ここでは離れてから好きだと気づく瞬間をケース別にご紹介します。
二人で一緒にやっていたことを一人でするとき
いつも一緒にしていたことをするときに、男性は「寂しさ」を覚えます。
これは男性が自分のスケジュールやプライベートというのをとても優先しているからです。
例えばスーパーに買い物に行ったり、テレビを見たり。
以前までなら二人でできていたことも、別れた後は当然全て自分一人でしなくてはなりません。
日常生活の中に「今まで当たり前のようにいたはずの彼女がいない」というのは、ふと寂しさを覚えるきっかけになります。
当たり前になっている習慣が変わったとき
付き合っていたころは彼女がいることはもちろん、何気なく一緒に使っていたものが当たり前に感じています。
しかし、いざ彼女がいなくなったことで習慣的に身に付いているものがなくなったとき、男性は強い後悔をすることになります。
例を挙げてみると、
- LINEなどを通した連絡
- ふたりで会う時間やデート
- お揃いにしていた好きなもの、趣味
このように、習慣的になりやすいものを共有していたり、お互いに時間を費やしていると彼女がいない寂しさがどんどん増していきます。
同時に存在の大きさを痛感し、彼女の大切さを思い出していくのです。
彼女が作った料理を食べられないとき
お互いに手料理を振る舞い合ったりするカップルは多いでしょう。
好きな人が作ってくれた食事は、市販のものとは比べものにならないほど特別おいしく感じるもの。
しかし一度別れれば、当然彼女の手料理はもう二度と食べることが出来ません。
男性は「もう彼女の手料理を食べられないんだ」と気づいて寂しく思うこともあるようです。
特に、忙しくてコンビニのお弁当ばかり食べている時などに、彼女の手料理を恋しく思う人は少なくないでしょう。
また、2人で一緒に食事をしていた楽しい時間も思い出すので、余計に寂しくなるのだと考えられます。
楽しいことや悲しいことを伝える相手がいないとき
その日にあった楽しいこと、悲しいことなどを定期的に伝えられるような関係の人間は、例え友人であっても少ないかと思います。
彼女だからこそ遠慮なく話せていたのであり、聞いてもらえることが当たり前ではないのだと男性は離れてから知ることになります。
「今日これをしたんだよね」「~がしんどくてさ」といったようなプライベートな話題を自然体で溢せる相手がいないため、その結果寂しさにつながるのです。
別れて連絡をとらなくなり寂しいと感じたとき
別れた後も連絡を取り合うようなカップルは、非常に少ないです。
なぜならばともに傷心していたり、次の恋を探しているため前提として「連絡を取る」という考えに至らないから。
また、自分から連絡を取ることで未練があると思われるのが嫌だという心理もあるのでしょう。
その結果、連絡を取らずに音信不通状態に陥るので、もう彼女に会えないのだと再確認し寂しくなるのです。
一緒にいたときの方が今より楽しかったと気づいたとき
別れた後は束縛をされたり、デートで時間が潰れることもないためゲームやSNSなど、自分の好きなことをできます。
楽しいはずだというのに、数日も経てばなぜか物足りないと感じることが。
そして何が足りないのかと考えたとき、彼女のことを思い出す男性が多いのです。
どのような娯楽よりも、彼女と過ごした時間が楽しいと考えてしまうのですね。
彼女の存在を思い出すきっかけにであったとき
例えば部屋の後片付けをしている最中に、お揃いで買った食器があったり、アルバムを見つけたりと彼女との思い出の品を目にした時、男性は彼女の存在を鮮明に思い出します。
お揃いのものというのは、他の物と比べて記憶にもよく残っています。
忘れていたはずの記憶が全て蘇ったことにより、以前の楽しかった日々を思い出しては寂しくなるのです。
友達に彼女がいることを自慢されたとき
男友達や会社の同僚に、彼女を自慢されたり紹介された時なども、別れた彼女の良さに気づくタイミングだったりします。
「今は自分は持っていない」と感じてしまうのがプライド的にも許せないのです。
人には「自分の持ってないものがとてもよく見える」という心理があります。
男友達に、彼女ができて、美人だったりとても優しくしている姿をみたりすると劣等感に駆られたり、以前まで彼女は居たのだとついアピールしたくなるも叶わない虚無感に襲われるのです。
彼女以外の女性と話しても楽しくないと感じたとき
別れてフリーになると、新たな出会いのある場所に出向く機会は増える人も多いです。
出会いを求めていくにもかかわらず、他の女性と話していても全く楽しさを感じないことも。
というのも、無意識に元カノと他の女性を比べてしまうんですね。
誰と比べても前の彼女の方が良かったな…と思うと同時に彼女といたときがいかに居心地が良かったのか、身をもって実感するタイミングなのです。
他の女性より元カノが好きだと気づいたとき
他の女性と元カノを比較したとき、「元カノの方が彼女として、いい付き合いができていた」と感じたときも、男性は別れたことを後悔します。
外見的な好みや内面の魅力、さらに自分に向けてくれる愛情の大きさなどは新しい彼女と付き合うことで初めて実感できるもの。
どんな女性と交流をしたり、付き合っても満たされないという場合は元カノに対する未練が残っているため。
自分にとって大切と思える存在が近くにいてくれない悲しさから、同時に寂しいと思うようになっていくのです。
彼女に似た女性を見かけたとき
これは、失ってから彼女の大切さに気付くという初期段階(別れてから1か月後)に起こりやすいとされています。
男性は別れた瞬間「自由と解放感」を楽しんでいるので、すぐには悲しみは感じにくいです。
しかし3週間を過ぎてくるころ、彼女の存在が薄れてきているはずなのに、実は脳内では「美化」がはじまっています。
別れ際の印象にもよるのですが、「いい思い出だけが残る」ようになると、街で彼女に似た雰囲気の女性を見かける度に「寂しさ」を覚えます。
自分に笑顔を向けてくれなくなったとき
彼女が元々友達や同僚であった場合、別れた後に顔を合わせる機会もあるでしょう。
その時、彼女が周りの人には笑顔で接している一方、自分にだけ笑ってくれないと、ショックを受ける男性がいます。
「付き合っている時は当たり前に見ていた彼女の笑顔をもう見られない」という現実を突きつけられ、寂しくなるのです。
SNSで幸せそうな元カノの投稿見つけたとき
付き合っているカップルがSNSで繋がっているというのは、最近では珍しいことではありません。
別れた後も繋がっていた場合、必然的にチェックしてしまうことでしょう。
その中で友人と遊んでいたり、プライベートを満喫しているような投稿を目にした瞬間、自分には遠い存在だと思えるようになり、同時に強い寂しさを感じる男性もいます。
彼女が他の男の人と楽しく話をしている姿を見たとき
彼女が自分以外の男性と楽しそうに話している様子を見た時、相手への思いを再認識する男性もいます。
付き合っている時は自分を好きでいてくれることが当たり前だったのに、その彼女が他の男性と仲良くしている、楽しそうに笑っている。
その事実に嫉妬心を抱き、未練などなかったと思い込んでいた事実にも気付きます。
「自分はまだ彼女が好きだったんだ」と気づくのも、こういった瞬間が非常に多いです。
彼女が付き合っていた時より魅力的になっていたとき
彼女が交際中よりも魅力的になっていたとき、男性は「もったいなかったな」という気持ちになりやすいです。
男性は「競争意識」があるのでみんなに人気のある「価値の高い女性」により魅力を感じやすいとされています。
男性によって個人差があるところですが、基本的な心理としては、やはり美人になっていたり、包容力のある女性になっているというのは後悔をするポイントとしては大きいのです。
彼女に新しい彼氏ができたことを知ってしまったとき
新しい彼氏ができたと聞いて、「なんで別れたんだろう…」と後悔をする男性も少なくはありません。
逃した魚は大きいという言葉があるように、元カノに彼氏ができたのをきっかけに、別れたことを後悔する人も多いようです。
彼氏持ちになってしまった以上、急に手が届かない存在に感じてしまうのでしょう。
別れてからも、連絡取ったりしていれば、まさかこんな早く彼氏ができた知らせが来るなんて思わなかった…といったように、自分がもっとああしておけばと後悔をするのです。
今の彼女と元カノを比較してしまったとき
人というのは、どうしても比較してしまう生き物です。
特に、新しく彼女ができたとき、「今まで持っていたもの(彼女)」との違いに気づきやすくなります。
例えば元カノが料理が上手だった場合、「それが当たり前」だと考えてしまうようになります。
女性はみんなこれくらい料理ができるものだと、洗濯もできて当然なのだという印象はなかなか拭えるものではなく、当然であると認識します。
そんな彼女を失ってはじめて、「あんなに上手に料理ができる人って凄かったんだな」と気づいたとき、別れた彼女の価値は高まります。
このように、今の彼女がいるからこそ、前の彼女との違いを、自然に比べてしまうというのは男性によくあることです。
失ってから大切な人だったと気づく「いい女」の特徴とは?
失ってから大切だったのだと気づく要因には他にも、「いい女だった」と男性側に思われることが挙げられます。
他の女性とは違う特別な魅力を持っていたからこそ、離れてから価値が分かったり後悔をするのです。
ここでは代表的な「いい女」と呼ばれる人の特徴を挙げていきます。
優しく気遣いができる
男性の中には、優しい気遣いができる女性と別れた後、相手の大切さに気づく人がいます。
例えば、疲れている時に「今日は家でゆっくりしようか」などとさり気なく休ませてくれたり、「無理しないでね」と声を掛けてくれたり。
このような優しさが当たり前になっていると、彼女を失った時に初めて、相手から注いでもらっていた愛情を実感するのでしょう。
包容力があり支えてくれる
ありのままの自分を優しく包み込んでくれる人と一緒にいると、誰でも癒やされてしまいますよね。
そんな包容力のある女性に対して、男性は「自然体の自分を受け入れてもらえる」という安心感を抱くことも多いです。
このような男性は、別れて彼女から安らぎを得られなくなった時、失ったものの大きさを実感するのでしょう。
別れた後、他の女性から包み込むような優しさを得る機会はほとんどありませんからね。
一途な面がある
男性が別れてから「好きだったな」と思う女性の特徴として、一途であることが挙げられます。
恋人から一途に愛されるのは、うれしいもの。
その幸せが大きいほど、失った時の悲しみや後悔も大きくなるでしょう。
しかし付き合っている頃はその愛情の価値が分からず、「こんな風に愛するのが当然」だと勘違いしてしまうことも少なくはありません。
愛されることが当たり前ではないと知って、ようやく彼女の大切さを知り後悔をするのです。
いつも明るく何事にも前向き
ポジティブな女性と別れてから、「好きだったな」と実感する男性もいます。
ポジティブな人と一緒にいると、元気をもらえることがありますよね。
例えば、自分が落ち込んでいる時に彼女が明るく励ましてくれたり、ネガティブになっている時に前を向かせてくれたりすると、男性は「また頑張ろう」と思うかもしれません。
そのような人は、いつも前向きだった彼女と離れてから、その明るい雰囲気に救われていたことに気づくのでしょう。
価値観が合う
波長が合うカップルは、好きな人が「これをしよう」「今度ここに行こう」と言ったとき、ちょうど相手も同じことを考えていることが多いです。
デートの行き先を決めたり電話したりする中で、意見が別れて衝突することもなく、恋愛においてストレスを感じることもありません。
しかしそれは誰にでも起こり得ることではなく、例えタイプだと感じた女性であったとしても多少はすれ違ってしまいます。
男性側は価値観や思考などが似ていて当たり前だと考えているので、次第に相手と合わないと感じ、元カノに対して「別れなきゃよかった」と強い後悔を抱くことでしょう。
見た目が惹かれる
純粋に「見た目が惹かれる」というのも、いい女だと思われる特徴です。
誰がどう見ても美人であったり、もしくは愛嬌があった場合は男性側は失ったことを悔やむことでしょう。
当然そのような女性なのですから、別れてフリーなのだと知れば他の男性が放っておくわけがありません。
早いと数週間で新しく彼氏が出来ていたりするので、「自分が手放さなかったら今も付き合えていたのに…」と後悔をしてしまうのです。
長く付き合えていた
長い付き合いの中、価値観の違いやすれ違いなどが続いた結果の別れならば、当然未練や後悔も残ってしまうもの。
数年単位での交際を続けていたのであれば、それだけ相手に対する想いも強いでしょう。
また、長い期間同じ相手と付き合っていたということもあり、他の女性との関わり方自体が分かっていない場合があります。
良くも悪くも人生の大部分を共にしたといっても過言ではないため、別れた後の虚無感などもとても強いのです。
振ったことを後悔させる方法は?
振ったことを後悔させる方法は多くありますが、
- 自分磨きに励み、常に笑顔でいる
- 振った相手よりも外見が素敵な人と付き合う
- もう好きじゃないというそぶり(付き合う前と同じ態度で)相手と接する
- 仕事などに熱心に励む
- 毎日充実した生活を送る
- 振られたことは気にせず勉強になったと自分の経験に変える
などの方法を試すと効果的です。
最初は関心がなさそうにみえても、いつか元彼が「別れなきゃよかった…」と後悔する日が必ず訪れますよ。
元カノが大切だったと気づいた男性の行動は?
元カノが大切だと気づいた後は、男性は真っ先に復縁のために動くでしょう。
連絡先が残っているのであればすぐに連絡をしたり、直接電話を掛けてくる可能性も有り得ます。
ここでポイントなのが、「復縁する気が無いのであれば、期待させるような言動を取らない」ということです。
相手は関係を修復することに必死なので、友達から始めようとまでは考えられません。
もしも未練も何も残っていないのであれば、連絡を無視するか直接その旨を伝えるようにしましょう。
恋人を失ってから気づく男性の本当の気持ちとは?
失ってから気づく気持ちとして、後悔や悲しみだけではなく「罪悪感」も存在します。
もしも男性側から別れを切り出したのであれば、そのことに対する罪悪感を抱きますし、反対に女性側からの別れであれば、自らの至らなさを責めます。
男性特有のプライドもあるのでなかなか表には出しませんが、心の中では元カノに対する未練でいっぱいだと考えて良いでしょう。
男性に好きだったと気づかせてよりを戻す方法は?
中には未練だと信じたくないのか、或いは諦めているのか「自分はもう割り切っている」と考えて気持ちを見なかったことにする男性もいます。
ですが元カノに対する未練が残っている男性の場合、本人の気付かない部分にてそういったオーラや行動に出てしまっているもの。
もしもあなたがよりを戻したい、関係を修復したいと考えているのであれば、一度連絡をしてみてください。
男性側に未練が残っている場合にはすぐに返信が来るでしょうし、反対に何もなければ既読スルー・もしくはメッセージの内容で悟れるほどに素っ気ないはずです。
どちらにせよ男性側から何かを求める、というケースは滅多にないので、少しでも気になった方はリードしてあげると良いですよ。
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まとめ:男性は失ってから彼女が大切と気づくこともある
男性の多くは、彼女からしてもらっていることを当然だと解釈する傾向にあります。
だからこそ、失ってから初めてその存在の大きさに気づき後悔をするのです。
これらは口で説明するのではなく、実際に経験しなくては男性側はなかなか理解してくれません。
女性が思っているよりもずっと男性は恋愛を楽観視していること・未練を抱えやすいということを覚えておくと良いですよ。
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