距離を置くことで待つ側が冷めた理由とは？カップルが冷却期間を設ける考えたいことも

「距離を置くなんてどうして？」と待つ側からすると思いますよね……

理由も告げられずに距離を置かれてしまうと、初めはショックな気持ちになりますが、徐々に相手への気持ちが冷めてしまうことがあります。

なぜ、待つ側の気持ちは冷めてしまうことがあるのでしょうか？

こちらの記事では、「距離を置くことで待つ側が冷めた理由」「カップルが冷却期間を設けるときに考えたいこと」などについて解説していきます！

距離を置くことで待つ側が冷めた理由とは

「距離を置きたい」と言われて待っているときに、少しづつ相手への気持ちが冷めてしまうことがあります。待たせる側からすると「待つって言ってくれていたのにどうして？」と思うかもしれませんよね。

距離を置くことで待つ側が冷めた理由は、以下の5つです。

• ふたりの関係性を客観視できるから
• 待ったり振り回されたりすることに疲れたから
• 意外に一人でも平気だと思えたから
• 気持ちが冷めて相手のことがどうでも良くなったから
• 待つ側が寂しがりで恋愛体質だから

それぞれ解説していきますね。

ふたりの関係性を客観視できるから

距離を置くことは、待つ側にとっても、ふたりの関係性を冷静に見直す時間になります。距離を置いた期間にふたりの関係性を客観視してみると「あれ？この関係続けていく意味あるのかな……」と感じてしまうことがあります。

「なんで距離を置かれてまで付き合う必要があるんだろう」「冷静に考えてみればそんなに好きじゃないかも」なんて結論が出て、距離を置いている間に冷めてしまいます。

待ったり振り回されたりすることに疲れたから

相手の気持ちに合わせて、距離を置いたり、また付き合ったりするのって正直疲れてしまいますよね。自分が悪いことをしたりして、相手の気持ちが離れていくことを落ち着かせるために距離を置くのはアリだと思います。

でも「本当に好きか確認するため」などの理由だと、なんだか相手に審査されているようで「これって対等な付き合い方じゃないのでは」なんて考えてしまいます。

結果として、相手のことを待ったり振り回されたりすることに疲れて、距離を置いている期間に冷めてしまうことがあります。

意外に一人でも平気だと思えたから

距離を置く前は「絶対別れたくない」と考えていた人でも、実際距離を置いてみると「意外と一人の方が良いかも」と思ってしまうことがあります。

例えば「友達といつでも自由に遊べる」「自分の趣味に没頭できる」「やりたかった勉強に集中できる」など、付き合っているときは時間が足りなくて手が出せていなかったことが、自分のタイミングで自由にできるのです。

距離を置いて、一人のときの気楽さや楽しさを知ると「意外と一人でも平気だと思える」ので、恋愛への執着がなくなり、冷めてしまいます。

気持ちが冷めて相手のことがどうでも良くなったから

熱しやすく冷めやすい人などは、距離を置いてるうちに「気持ちが冷めて相手のことがどうでも良くなった」と思います。

このタイプの場合、いつもそばにいたからこそ相手への気持ちは継続的にあったものの、離れている間にどんどんと気持ちは冷めていくのです。

時間がたつほどに、他のことに興味が移ってしまうので、相手のことはどうでも良くなってしまいます。

待つ側が寂しがりで恋愛体質だから

待つ側がもともと寂しがり屋で恋愛体質の場合、距離を置くかれた瞬間に次の恋愛に目を向けて進み始めているはずです。

寂しがりやなので、ひとりの時間を過ごすなんてありえないことです。しかも恋愛体質なので、距離を置かれる相手とはさっさとサヨナラして、もっと自分を離さないで大切にしてくれる人を探しているのではないでしょうか。

新たな異性を発見した場合、相手への気持ちは冷めてしまい、カップルに戻ることはないでしょう。

カップルが距離を置くことのメリット

初めは新鮮な気持ちで付き合っていたカップルも、長い時間を一緒に過ごすと飽きが出てきてしまいます。そうすると、他の人に目が行ってしまったり、このまま付き合っていてもいいのかなという疑問が出てくることも。

そんなときは、お互いを見直すために距離を置いてみても良いかもしれません。

カップルが距離を置くことのメリットは、以下の3つです。

• 相手の大切さを再認識できる
• 冷静に物事を考えられるようになる
• 未来についてじっくり考えられる

ひとつずつ解説していきますね。

相手の大切さを再認識できる

距離をおくことで、相手がいないことの寂しさを知ることができます。これまで２人で一緒に映画を見たとき、美味しいごはんを食べたとき、たくさんの感想を言い合ったのではないですか？

距離を置くことで当たり前になっていた相手の大切さを再認識することができますよ。

冷静に物事を考えられるようになる

もしも２人がケンカなどでもめているときに、食い違った気持ちのままお互いが我慢してそばにいると、イライラした気持ちが燃え上がってしまい、良くない間違った方向に進むことがあります。

そんなときはしばらく離れると、「なんでこんなことで怒ってたのかな？」と以外にもストンと気持ちが落ち着くものです。

どんなに好きな相手であっても他人ですから、考えの食い違いは出てきます。距離を置くことで、許せることなのか許せないことなのかなど、物事を冷静に考えるようになりますよ。

未来についてじっくり考えられる

付き合っている年数が長くなると、惰性で付き合っているような気持ちになり、将来もこの相手で良いのかな……と考えることがあります。

そんなときは、相手と一度距離を置くことで、相手がいる未来・いない未来のどちらについてもじっくりと考えることができます。

付き合っているときは惰性だと思っていても、離れて考えてみると、2人の相性がどれだけ良いのかに気付くことになるでしょう。結局、相手のいない未来なんて考えられないという結論に至って、結婚するということも良くあります。

カップルが距離を置くことのデメリット

距離を置くことがメリットになることもありますが、その逆もモチロンあります。

カップルが距離を置くことのデメリットである、

• 仲直りのタイミングを逃してしまう
• 自然消滅してしまう可能性がある

について、それぞれ解説します。

仲直りのタイミングを逃してしまう

1つ目のカップルが距離を置くことのデメリットは、「仲直りのタイミングを逃してしまう」です。

お互いがなかな引けないような喧嘩したことで距離を置いた場合は、どちらも意地を張って謝れないことがありますが、仲直りのタイミングは時間がたてばたつほど、作りにくくなってしまいます。

そのため、謝りたいと思ったとしても言い出せずに過ごしていると、お互いの気持ちがずっとすれ違ったままになってしまいますし、喧嘩したままのモヤモヤした状態が続くことになってしまうのです。

自然消滅してしまう可能性がある

2つ目のカップルが距離を置くことのデメリットは、「自然消滅してしまう可能性がある」ことです。

カップルが距離を置くことは、お互い今後のことを冷静に考えることができて、前に進むための良いキッカケになります。

しかし、お互いの気持ちが離れかけていたり、そもそもそんなに好きじゃなかった場合など、どちらかが自発的に連絡をしようとしなければ、自然消滅していまう可能性があります。

距離を置く前に待つ側と待たせる側が考えたいこと

距離を置く前には、待つ側と待たせる側がそれぞれ考えるべきことがあります。

それが以下の4つです。

• 冷却期間を設ける理由をはっきりさせる
• 連絡などのルールを決める
• 距離を置く期間をざっくり決める
• 別れにつながる可能性もあることを覚悟しておく

ルールを何も決めずに距離を置いてしまうと、距離を置いたことについて「なんで？」「どうして？」「いつまで？」など、ずっと気になってしまいます。そうならないためにも、ルールを決めることが大切なのです。

冷却期間を設ける理由をはっきりさせる

距離を置く前は、冷却期間を設ける理由が何かをはっきりさせることが大切です。相手もいることなのに、自分だけで考えて距離を置くなんてことはマナー違反ですよ。

待つ側に理由が伝わっていないと、訳もわからず待つことになってしまいますよね？そんなことになると、待つ側としては「何か悪いことをしてしまったかな」と不安になるでしょうし「急に距離を置くとか言われてムカつく」と腹を立てることがあるかもしれません。

それに、距離を置く原因が相手の行動に嫌なことがあるなどの場合は、相手も改善に努めてくれるかもしれません。

連絡などのルールを決める

距離を置くときは、お互いに話し合って連絡などのルールを決めることが大切です。

距離を置く理由によりますが、例えば、

• 資格試験に集中したいから、試験が終わるまで連絡しない
• 仕事が忙しすぎて距離を置きたいから、仕事が落ち着いたときにこちらから連絡する
• すれ違いで距離を取るときは、冷静になれたら一度話し合う機会を設ける

などです。

距離を置く期間をざっくり決める

距離を置くときは、いつまでにするかの期間をざっくりで良いので決めておきましょう。

期限がないと、いつから連絡しても良いのかわからなくなりますし、どうしようと悩んだまま疎遠になってしまって自然消滅してしまうこともあります。

待たせる側は、問題が解決できそうな期間を見込んで、いつまで距離を置きたいということを相手に伝える必要がありますし、待つ側も、いつまでだったら待てるということをあらかじめ伝えておくと「いつまで待てばいいの？」というモヤモヤがなくなりますよ。

別れにつながる可能性もあることを覚悟しておく

距離を置くということは、と彼氏・彼女以外のことにも目をむかせる機会を与えてしまうことになります。

距離を置いている時間にもっと素敵な異性を見つけてしまうかもしれません。また、ひとりで過ごす時間の楽しさを知って、恋愛に関するさまざまな問題が面倒になってしまうことだってあります。

距離を置いたことで、別れにつながる可能性もあるということを十分に覚悟しておく必要があります。

距離を置く場合の目安は1か月

距離を置く場合の目安は1か月が妥当です。

1か月の期間があれば、相手を見直すための時間もありますし、自分のこれからのことを考えることだってできます。また、喧嘩をした相手であれば、十分に冷却する期間になっているはずですよ。

さらに、距離を置いた理由が相手の嫌な行動だった場合は、相手が行動を見直そうと努力をしてくれたかどうかを見極めることもできるでしょう。

距離を置いてみて冷めたら別れる覚悟を決めよう

距離を置いてみて「やっぱり付き合っていけなさそうだ」「相手の行動を受け入れられない」など、相手への気持ちが冷めたことがわかったら、別れる覚悟を決めましょう。

せっかく距離を置いて今後のことを冷静に考えることができたにも関わらず、ダラダラと付き合っているなんて時間のムダです。相手にすがられたり泣かれたとしても、心を強く持って別れましょう。

その方が、これから先の未来、自分にとっても、相手にとっても良いことなのですよ。

まとめ

• 距離を置くことで待つ側が冷めた理由とは
• カップルが距離を置くことのメリット
• カップルが距離を置くことのデメリット
• 距離を置く前に待つ側と待たせる側が考えたいこと
• 距離を置く場合の目安は1か月
• 距離を置いてみて冷めたら別れる覚悟を決めよう
• 「距離を置く　待つ側　冷めた」を検索する人がよく思う疑問4選

距離を置くことで待つ側が冷めた理由などを紹介してきましたが、距離を置くときは、理由を伝えたり期間を決めたりすることが大切です。

理由もわからない状態で距離を置くと、待つ側としては振り回されている気持ちになり、相手への想いが冷めてしまうこともあるでしょう。

恋愛はひとりでしているものではありませんので、距離を置くときはお互いの気持ちに配慮したいものですよね。

距離を置いている間に気持ちが冷めてきた方へ

冷却期間を置いている間に、気持ちが冷めてしまうことはよくあることです。

会っていないから冷めてしまったのか、他にもっと違う原因があるのか、自分自身でもわからないことはあると思います。

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